世間では「看護師っていいよね」て言われますよね。
実際働いている看護師からすると「え〜看護師にならない方がいいよ」という声が聞こえてきます。
あなたはどっちですか?
看護師をオススメしますか?
看護師にならない方がいいと思いますか?
本記事では看護師にならない方がいいと言われる理由について、看護師歴10年の私が、説明していきます。
最後のまとめで、看護師資格を活かした最高の人生を送る方法を書いているので、看護師にならない方がいいのかな?と悩んでいる人は必ずみてください。
看護師にならない方がいいと思う人が多い?
看護師に聞くと看護師にならない方がいいという人が多いですが、原因は何でしょうか?
以下で説明しているので参考にしてください。
看護師の仕事は過酷でストレスが多い
看護師の仕事は、患者の命を預かる責任があり、常に緊張感やプレッシャーが伴います。
また、夜勤や残業が多く、休日や休暇も取りにくいです。
さらに、医師や患者家族とのコミュニケーションやトラブルもあり、看護師の心身に大きな負担をかけてしまっています。
仕事が多忙でストレスを感じやすいため、看護師にならない方がいいと言われています。
看護師の給料は低く、待遇も悪い
看護師の給料は、他の専門職に比べて低いと言われています。
国立病院機構の調査によると、2022年度の看護師の平均年収は約500万円でした。
これは、同年度の全産業の平均年収の約600万円よりも約100万円も低いです。
また、看護師の待遇も悪いと言われています。
例えば、有給休暇の取得率は約50%と低く、退職金や年金も不十分です。
給料が安くて休みもとりづらいため、看護師にならない方がいいと言われてるのですね。
看護師の離職率は高く、キャリアアップの機会も少ない
看護師の離職率は、他の職種に比べて高いと言われています。
厚生労働省の調査によると、2022年度の看護師の離職率は約10%でした。
これは、同年度の全産業の離職率の約5%の約2倍です。
看護師が離職する理由としては、仕事の過酷さや給料の低さ、家庭との両立の困難さなどが挙げられます。
また、看護師のキャリアアップの機会も少なく、看護師の役職は主任、師長、部長くらいしかない病院も多いです。
そのため、管理職になれる人数も少なく、キャリアアップできないため、看護師にならない方がいいと言われているのかもしれません。
看護師にならない方がいい人の特徴
看護師にならない方がいい人の特徴は何があるのでしょうか?
失敗しないためにも、自己分析に役立ててください。
自分の時間やプライベートを大切にしたい人
看護師の仕事は、時間やプライベートを犠牲にすることが多いです。
看護師は夜勤や残業が多く、休日や休暇も取りにくく、自分の趣味やリラックスする時間が少なくないです。
そのため、家族や友人との時間も減ってしまうことがあります。
これらのことが、自分の時間やプライベートを大切にしたい人にとっては、看護師にならない方がいい理由になるかもしれません。
人との関わりやコミュニケーションが苦手な人
看護師は病院内でも一番多職種や家族、患者と関わるため、コミュニケーションが苦手な人は難しいかもしれません。
例えば、患者や患者家族との信頼関係を築くためには、優しく丁寧な対応や話し方が必要です。
また、医師や他の看護師との連携や協力も欠かせません。さらに、トラブルやクレームにも対応しなければなりません。
上記のようなことがあるため、人との関わりやコミュニケーションが苦手な人にとっては、看護師にならない方がいいと言われています。
自分の意見や主張を強く持ちたい人
看護師は医師の指示に従わなければならないことが多く、自分の判断や提案が通りにくいです。
また、看護師の間でも意見の対立や派閥が起こりやすく、自分の考えを主張しすぎると仲間はずれになることがあります。
さらに、患者や家族のクレームに対しては、自分の感情や考えを抑えることが求められます。
自分の意見を押し殺さなくてはいけない場面が多いため、自分の意見や主張を強く持ちたい人は、看護師にならない方がいい理由になります。
看護師にならない方がいいと言われる理由
看護師の仕事は、患者の命を支える責任重大な仕事です。
しかし、社会的には、看護師の仕事に対する評価が低いと言われています。
例えば、看護師は医師の補助的な存在と見られがちで、自分の専門性や能力が認められにくいです。
また、看護師は患者や家族から感謝されることが少なく、不満や苦情を言われることが多くあります。
さらに、看護師はメディアやドラマなどで、性的な対象や恋愛の相手として描かれることが多く、職業としての尊厳が傷つけられることがあります。
これらのことが、看護師の仕事に対する社会的評価が低く、看護師にならない方がいいと言われる理由かもしれません。
看護師の仕事は将来性がないと思われている
看護師になりたいと思う人はいますが、将来性がなく辞めてしまう人も多いです。
なぜでしょうか?
看護師の仕事は安定していると思われがちですが、昇給も少なく、病院によって看護師たちは都合よく利用されているのが現実です。
看護師に憧れをもって入職した新人たちが現実を知って、将来性がないと思い辞めてしまう状況。
中堅、ベテランの人たちは仕事を辞めたいと思っていても、看護師以外の仕事をしたことがないので、辞められない状況。
安定はしているが、仕事内容が割に合わず、将来性がないことが、看護師にならない方がいいと言われている理由の1つです。
看護師の仕事は自己実現が難しい
看護師の仕事は、自分のやりたいことや目標を追求するよりも、他人のために尽くすことが多いです。
また、自分の個性や創造性を発揮するよりも、規則やマニュアルに従うことが多く、自分の成果や貢献を評価されるよりも、過失やミスを責められることが多いです。
看護師の仕事は加点方式ではなく、減点方式なので、失敗しないのが当たり前という風潮が、看護師にmならない方がいいと言われている理由の1つです。
それでも看護師になるメリット
今までは、看護師にならない方がいい理由を説明してきましたが、看護師になるメリットも存在します。
ここでのメリットを理解したうえで、看護師になるか、ならない方がいいか決めてもよいかもしれません。
看護師の仕事はやりがいがある
看護師は多職種より患者、家族との距離が近いです。
医師の指示のもと患者へケアをする存在のため、患者の健康や生活の改善に貢献できます。
また、看護師は患者、家族を理解したうえで、コミュニケーションをとるため、深い信頼関係を築くことができます。
患者・家族と深い信頼関係を築き、治療に最前線で関わることができるのが、看護師のやりがいがあると言われる理由の1つです。
看護師の仕事は需要が高い
全国で看護師は不足していると言われているため、看護師需要は高いです。
また、病院だけでなく施設やテーマパークなど、あらゆるところで働くことができます。
AIが発達しても代替されにくい人間らしさや感性を持った仕事のため、将来的にロボットに仕事をとられることはありません。
災害時や経済的な不況があっても仕事がなくなることはないため、安定した収入を得られる仕事です。
看護師の需要は高いため、働く場所に困らないのが看護師になるメリットです。
看護師の仕事は多様性がある
看護師は、病院や診療所だけでなく、学校や企業、在宅や地域など、様々な場所で働くことができます。
また、内科や外科だけでなく、小児や産婦人科、精神や老人など、様々な分野で専門性を深めることができます。
さらに、看護師は、臨床や管理だけでなく、教育や研究、国際協力など、様々なキャリアパスを選択することができます。
「病院外でも働ける」「専門性を深められる」「教育の現場でも働ける」「海外でも働ける」といったことが、看護師の仕事へのメリットです。
看護師資格を生かして自分らしく生きる
看護師にならないほうがいいと言われる理由についてまとめると。
・仕事が過酷でストレスが多い
・給料が低く、待遇が悪い
・離職率が高くキャリアアップできない
という理由がありました。
あらゆる病院で働いた私の正直な意見を伝えさせてもらいます。
「看護師の仕事はきついけど、職場と人間関係が良ければ大丈夫だし、その人しだい!」
バリバリ看護師として働いて自己主張したい人は、急性期で働けばいいと思うのですが、ストレスに弱い人には向いてません
ゆったりと看護師として働きたい人は、慢性期で働けばいいですが、やりがいを感じることが少なくなります。
給料は忙しいから多くもらえるわけでもありません。
慢性期だけの病院で総合病院より給料が高い求人もたくさんあります。
ここまで読んでくれたあなたのために自分がしている働き方を教えますね。
- まず人間関係がいい病院で定時で帰れる職場に転職する。
- 給料が安いので、副業を始めてください
- 副業はWeb関連の副業がオススメです。(仕事中でもできるため)
- あなたに向いている副業をプロに無料相談してみる
- 副業で月5万稼げたら夜勤を辞める
- 副業で10万円以上稼げたら、看護師を辞めても月に20万円以上稼げるようになります。
- これで、給料が低い、職場環境が悪い、仕事のストレスから解放されます。
看護師資格を活かして、人生を楽しめると最強です。
看護師にならない方がいいかな?と悩んでいる方への参考になれば幸いです。